テレビで見た

戦い済んで

ナーバス、ナーバス、ナーバス。
南アフリカもイングランドも、世紀の大一番に震えていた。これまでの試合では見たこともないような凡ミスが両チームに続出した。人生をかけた試合を戦うんである。大きなプレッシャーと極度の緊張感を前にして、クオリティの高い試合を要求する方が無理というものかもしれない。
オールブラックスを完全に封じ込めたイングランドはエネルギーを使い果たしてしまったのかもしれない。決勝トーナメントでの南アフリカ戦におけるジャパン同様、全体に制裁を書いていた。
しかし、何よりエディー・ジョーンズの誤算は試合開始早々にシンクラーが味方選手と接触して負傷退場してしまったことだろう。交代して入ったダン・コールは、後半から出場した前の試合でも、スクラムでの力強さに欠け、運動量も少ないことが素人目にもわかるほどで、プレイに衰えが感じられていた。
案の定、ファーストスクラムからダン・コールのサイドは押されに押され、反則を繰り返すことになってしまった。シンクラーの突破力とパワーを序盤から強いられたイングランドは、ついに自分たちのペースをつかむことなく大敗を喫してしまった。
ワールドカップは終わった。
一つの大会をこれほど満喫したことはなかった。1次リーグからすべての試合を見た。日本対アイルランド、スコットランドの試合についてはNHK、日テレ、Jスポーツのすべてを録画してそれぞれ異なる開設者のコメントを聞きながら3回ずつ見た。隅から隅までワールドカップを味わいつくした。悔いはない。
明後日からは、休止していた大学ラグビーも再開される。世界最高のプレーに目が慣れてしまった今、対抗戦やトップリーグの試合をこれまでのように楽しむことはできるのだろうか。
序の口経営者はどこまで行っても序の口からの風景しか見ることはできない。
横綱とは言わないが、せめて十両並みの経営者として事業を構想し実行していくときに見える風景とはどんなものなのだろう。仮に、彼らの視点が獲得できたとして、序の口経営者としての自分自身を対象化できれば、違った道が開けていたのだろうか。
イングランドも序の口経営者も、もう一つの道を歩きなおすことは決してできないのだ。


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